主体性を持つことのメリットと必要な理由は?自主性との違いも解説

目標達成

こんにちは。

みなさん、こんな経験はありませんか?

「主体性が足りない」なんて言われたことありませんか?

もっと主体的に行動しなければいけない……

主体的ってなんなんだ……

「自分は自分なりに頑張っているのに!!」なんて、思ったことありませんか?

今回は、この先、成功を目指すならまず必要なのは、主体的であることについて話をしていきます。

些細な行動に感情的な反応に身を委ねたり、消極的であったり、受け身で行動したりするのではなく、自分で行動を選択する意識をもつ重要性について話をしていきたいと思います。

  1. 「自分の選択」を意識して行動する
    1. ①自分自身の意志に基づく行動
      1. ①参加の選択
      2. ②読書や映画の選択
      3. ③目標達成への努力
      4. ④信念と行動
      5. ⑤他者との関係形成
    2. ②自分自身の経験に基づく認識
      1. ①自然の壮大さを感じる場所としての山岳地帯
      2. ②前向きな経験からの努力と成功への認識
      3. ③ 過去の成功体験からの目標達成への認識
      4. ④ 経験からの知識と物事の理解
      5. ⑤ 経験からの洞察と状況・人物の評価
    3. ③自分自身の意見や感情を持つ
      1. ①自己の意見の表明と意見の相違の認識
      2. ②自己の感情の自覚と表現
      3. ③ 芸術や文学作品への個人的な評価と感動
      4. ④ 自己の信念と倫理的な問題への意見
      5. ⑤ 専門領域や知識に基づく意見と情報交換
    4. ④自分自身の価値観や目標に基づく選択や行動
      1. ① 自己の価値観に基づく社会的な問題への行動
      2. ② 自己の人間関係とコミュニティへの参加
      3. ③ 自己の成長とスキル向上のための行動
      4. ④ 理想的なライフスタイルへの追求
      5. ⑤ 目標と優先順位への配慮と計画立て
    5. ⑤自分自身の人格やアイデンティティの形成
      1. ① 自己の趣味や活動の追求
      2. ② 役割と責任の果たし方
      3. ③ 信念と立場の持ち方
      4. ④ 経験と成長の受容
      5. ⑤ 他者とのつながり
    6. ⑥自己意識や自己決定の能力
      1. ① 感情や欲求に基づく行動の選択
      2. ② 能力と適性に基づく目標設定と進路選択
      3. ③ 価値観と信念に基づく行動の決定
      4. ④ 人生の方向性と計画に基づく行動
      5. ⑤ 欲望や好みに基づく選択と行動
    7. ⑦他者とのコミュニケーションや関係の形成
      1. ① 意見や感情の表現と意見交換
      2. ② 相手の意見や感情への理解と共感
      3. ③ 立場や視点の尊重と利益調整
      4. ④ 信頼と協力関係の構築
      5. ⑤ コミュニケーションスキルと関係構築の向上
      6. ・他責的な視点を持つ人
      7. ・主体的な視点を持つ人
  2. 主体性と自主性の違い
  3. 最後に

「自分の選択」を意識して行動する

「主体的」とは、「自分自身に責任を持ち、自己の意志で行動すること」「人間として自分の人生に対する責任をとること」です。

自分の人生の主役は自分です。

どんな人生にするかを決めるのは自分以外の誰でもありません。

「主体的」であることについて、もっと説明するならば、以下のように7つ上げられます。

①自分自身の意志に基づく行動

「主体的」であることで、自分の意志や判断に基づいて行動することができます。

他人や環境の影響を受けつつも、自分の意思決定の主導権を持ち、自分自身の意図や目標に向かって行動する能力があるのです。

例えば、

①参加の選択

友人からの誘いがあっても、自分の意志に基づいて参加するかどうかを選択し、自分自身のスケジュールや好みを考慮し、自分の意思に基づいて行動することも、自己の意志に基づく選択です。

②読書や映画の選択

自分が読みたい本や映画を選ぶ際には、自己の好みや興味に基づいて選択しますね。

そして、他人の勧めに左右されるのではなく、自分自身の意志に基づいて選んで行動しますよね。

③目標達成への努力

スポーツで特定の技術を習得するために練習に励んだり、キャリアの目標を達成するために学習やスキルの向上に取り組むことも自己の意志に基づく行動です。

④信念と行動

自然環境の保護や社会的な公正を実現するために、自己の信念に基づいて関連する活動に参加したり、自己の生活スタイルを変えたりすることも自己の意志に基づく行動です。

⑤他者との関係形成

他人との関係においては、自己の意見や感情を適切に伝え、自分自身のニーズや境界を尊重するために、自己主張をすることも自己の意志に基づく行動です。

②自分自身の経験に基づく認識

「主体的」であることで、自分の経験や感情、思考に基づいて世界を認識することができます。

自分の視点や主観を持ち、物事を自分の経験や知識に基づいて理解するのです。

例えば、

①自然の壮大さを感じる場所としての山岳地帯

自分自身が旅行先で美しい景色を見た経験から、「山岳地帯は自然の壮大さを感じることができる場所だ」という認識を持つこともそうです。

②前向きな経験からの努力と成功への認識

自分が前向きな経験を通じて「努力は成功につながる」という認識を持ち、他人に対しても同様の評価をすることができます。

③ 過去の成功体験からの目標達成への認識

自分自身が過去に成功した経験から、「努力と計画は目標達成に必要な要素だ」という認識を持ち、今後の行動や目標設定に反映させることも。

④ 経験からの知識と物事の理解

自分が特定の分野で研究や実践を積んだ経験から、「その分野における問題解決のアプローチはこのようになる」という認識を持つこともできます。

⑤ 経験からの洞察と状況・人物の評価

自分自身が同じような経験をしたことから、「彼は困難に立ち向かう強さを持っているだろう」という認識を持つことができます。

③自分自身の意見や感情を持つ

「主体的」であることで、自己の意見や感情を持つことができます。

他人との意見の違いや感情の多様性を認識し、自分の立場や感情を表現することができるのです。

例えば、

①自己の意見の表明と意見の相違の認識

自己の考えや立場に基づいて、自分の意見を明確に表明し、他人との意見の相違を認識することができます。

②自己の感情の自覚と表現

喜び、怒り、悲しみ、驚きなど、自己の感情を自覚し、それを他人と共有したり、自己の内面で処理したりすることができます。

③ 芸術や文学作品への個人的な評価と感動

自己のセンスや感性に基づいて、特定の作品を評価したり、自分にとっての意義や感動を見出したりすることは、芸術や文学作品などに対して、自分自身の好みや感想を持つことです。

④ 自己の信念と倫理的な問題への意見

自分自身の信念や価値観に基づいて、特定の問題や倫理的なジレンマに対して意見を持つならば、社会的な公正や環境問題に対して自己の立場を明確にし、それに基づいて行動や支持を示すことがあるでしょう。

⑤ 専門領域や知識に基づく意見と情報交換

自分自身が学んだことや体験したことをもとに、専門的な見解や知識を持ち、他人との情報交換や議論を行うことで、自己の個人的な経験や知識に基づいて、特定の専門領域や分野についての意見を持つことができます。

④自分自身の価値観や目標に基づく選択や行動

「主体的」であることで、自分の価値観や信念に基づいて物事を評価し、自分の目標に向かって選択や行動をすることができるでしょう。自分の人生や方向性を選択する能力を持つことができます。

例えば、

① 自己の価値観に基づく社会的な問題への行動

社会的な正義や平等に対する価値観に基づいて、差別や不平等に抗議するためのデモに参加することがあります。

② 自己の人間関係とコミュニティへの参加

自己の興味や信念に合致し、自己の目標や志向性を実現するために、関連する集団に加わることがあります。

③ 自己の成長とスキル向上のための行動

自分自身の目標や夢に合致するような教育やトレーニングプログラムを選択し、自己の能力を向上させるための行動も。

④ 理想的なライフスタイルへの追求

健康的な生活を重視するために食事や運動習慣を変えたり、自己の創造性や精神的な充実を追求するために趣味や芸術活動に時間を費やしたりします。

⑤ 目標と優先順位への配慮と計画立て

自分自身の価値観や長期的な目標に基づいて、具体的な計画や行動ステップを立て、自己の進路を決定することがあります。

⑤自分自身の人格やアイデンティティの形成

「主体的」であることで、自分の人格やアイデンティティを形成することができます。

自分と他者との関係や社会的な環境の中で、自らを表現し、自分を認識することができるのです。

例えば、

① 自己の趣味や活動の追求

音楽、スポーツ、アートなど、自己の個性や感性に合った活動を選び、それを通じて自己のアイデンティティを形成することができます。

② 役割と責任の果たし方

親、兄弟姉妹、友人、社会的な役割など、自己の関わり方や貢献度によって、自己のアイデンティティを形成することができます。

③ 信念と立場の持ち方

政治、宗教、倫理に関する問題について自己の考え方を明確にし、それに基づいて自己のアイデンティティを形成することができます。

④ 経験と成長の受容

困難を乗り越えた経験や特別な才能など、自己の経験や能力に基づいて自己のアイデンティティを形成することができます。

⑤ 他者とのつながり

家族、友人、共同の趣味や利益を持つ人々との関わりによって、自己のアイデンティティを形成することができます。

⑥自己意識や自己決定の能力

「主体的」であることで、自己意識を持ち、自分の存在を認識することができるようになります。また、自己決定の能力を持ち、自分の意思に基づいて選択や行動を起こすことができます。

例えば、

① 感情や欲求に基づく行動の選択

飢餓感を感じたときに食事を選ぶ、疲れたときに休息を取るなど、自己の身体的なニーズや感情的な状態に対応する行動を起こすことができるでしょう。

② 能力と適性に基づく目標設定と進路選択

自己の得意な分野や興味を考慮して、進学や職業の選択をするなど、自己のスキルや適性にあった方向性を決定することができます。

③ 価値観と信念に基づく行動の決定

自己の倫理的な原則や社会的な意識に合致するような選択をするなど、自己の価値観に基づいた行動をとれます。

④ 人生の方向性と計画に基づく行動

将来のキャリアパスやライフプランを自己の意識的な決定に基づいて計画し、目標に向かって進んでいくことができます。

⑤ 欲望や好みに基づく選択と行動

食事や娯楽の選択、服装や趣味の選択など、自己の好みや嗜好に応じて行動することがあるでしょう。

⑦他者とのコミュニケーションや関係の形成

「主体的」であることで、他人とのコミュニケーションや関係を形成する能力を持つことができます。自分の意見や感情を他人と共有し、他人との交流や協力を通じて成長や学びを得ることができるのです。

例えば、

① 意見や感情の表現と意見交換

会議やグループの中で自分の意見を述べることや、友人や家族との日常的な会話で自分の感情や考えを伝えることができます。

② 相手の意見や感情への理解と共感

相手の話に真剣に耳を傾け、共感の言葉や表情を示すことで、相手とのコミュニケーションを深められます。

③ 立場や視点の尊重と利益調整

意見の相違や衝突が生じた場合に、相手の意見を尊重しながら、妥協や解決策を模索することができます。

④ 信頼と協力関係の構築

共同プロジェクトやチーム活動での協力や支援を通じて、相手との信頼関係を構築できます。

⑤ コミュニケーションスキルと関係構築の向上

コミュニケーショントレーニングや人間関係の本を読んだり、フィードバックを受けたりしながら、自己のスキルや洞察力を高められます。

何かに失敗したり、仕事のミスをしたり、異性に振られたり、上手くいかなかった事柄を誰かのせいにしたことありませんか?

例えば、

プロジェクトの遅延や問題が発生したとき、他のメンバーを責めたことはありませんか?
交通事故ではどうでしょうか?相手の運転や行動を非難していませんか?
家事のミスは?家庭内でのミスや問題があった際、家族や同居人を責めることがあるのでは?
遅刻や欠席をしょっちゅうしている人はどうでしょうか。約束や予定に遅れたり、欠席した場合、他の人や状況を責めたことがあるのでは?
借金や経済的な困難に直面した場合、他人や状況を責めることはありませんか?
グループでのプロジェクトがうまくいかなかったとき、他のメンバーを責めることはありませんか?

そして、自分の性格がこんなになったのは親のせい、教師のせい、環境のせい、育ちや家庭環境、過去の体験はおろか、星占いや血液型などまで、物事がうまくいかない理由にしてしまうのではないでしょうか。

しかし、本当に自分の性格や行動を決めているのは、自分自身のはずです。
自分が他人や環境を思い通りに変えることができないように、他人や環境が自分を変えることは出来ません。

嫌な目にあったとしたら、それを防ぐ何かができたはずなのに、そうしないことを選択した自分に問題があったと考えたほうがいいでしょう。

つまり、自分の性格や行動は自分の選択の積み重ねの結果だということです。

自分が変われば、相手も変わる

「あなたみたいな人は苦手」「しっかりした方がいい」などと批判されることはありませんか?

それは自分の本当の姿や可能性を示すものではないと考えましょう。

そのような言葉は、その人が持つ歪んだ見方から出た言葉に過ぎないと考えてください。

批判されて気分が悪いですよね。仕方がないです。そう思ってください。

人も動物と同じで、環境や刺激に「反応」してしまうことはあります。

しかし、その「反応」を当たり前のように繰り返さないでください。

人には「自覚する」という優れた能力があります。

刺激に「反応」したことを自覚すれば、刺激に対する行動は自分で選択できるのです。

例えば、あなたが自分の意見やアイデアを他の人に提案したとします。

しかし、その提案が批判され、否定的な反応を受けた場合を考えてみましょう。

・他責的な視点を持つ人

他責的な視点を持つ人は、その批判的な反応に対して深く傷つき、自信を失ってしまいます。そういう人は、自分の提案が否定されたことを外部の刺激として捉え、自分の行動に対して責任を他人や状況に転嫁します。

そして、「自分のアイデアが悪かったからだ」「相手が理解してくれなかったからだ」と考え、自分自身の行動を変えることなく反応してしまうのです。

・主体的な視点を持つ人

一方で、主体的な視点を持つ人は、批判的な反応に対しても自覚的になります。
そういう人は、自分の提案が批判されたことを受け止めつつ、自分自身の行動に対して責任を持ちます。

そして、反応したことを自覚し、「批判から何を学べるか」「提案を改善するためにどのような行動を取れるか」と考えます。主体的な視点を持つ人は、自分で刺激に対する行動を選択し、自己成長やアイデアの改善に取り組む姿勢を持っているのです。

自覚することを意識できれば、逆に自分が外部を刺激できることにも気付くことでしょう。
それが「率先力」。

「率先力」は、周りが動くのを待つのではなく、自らの責任で行動する力。

自分の率先力の影響で、相手も変わるようになります。

主体性と自主性の違い

「主体性」は行動における積極性や責任感を、

「自主性」は自発性や自己決定の能力を指しています。

両方とも自己の意思に基づく行動を重視していますが、「主体性」は行動への積極性を強調し、「自主性」は自発性や自己決定の能力を強調しています。

最後に

今回はここまでにさせていただきます。

他人のせいにするのではなく、まずは自分の今までの性格と行動を振り返り、どのような選択をしたことによって、どういう結果が生まれたのか思い出してみてください。

その上で、「自分の選択を意識して行動する」ことを心掛けてみるといいでしょう。

また、刺激に反応したことを自覚することで、刺激に対する行動は自分で選択できることも書きました。

まとめると、

・外部の原因を探るのではなく、自分について振り返る。
・自分が選択したことを意識して行動する。
・環境や批判の刺激に反応したことを自覚する。
・刺激に対する行動は自分で選択できることを意識して行動する

こういった感じになります。

次回も「主体的」に関する内容を引き続き書かせていただきます。

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