コミュニケーションが苦手な人必見!コミュ力を上げる実践方法7選

コミュニケーション

こんにちは!

突然ですが、あなたは「コミュ力」に自信はありますか?

コミュニケーション能力は、仕事や人間関係で必要不可欠になります。
ですが、習得するには意外と学習と実践が必要になるんですよね……!

この記事ではコミュニケーション能力を上げていくために有効な実践方法7つご紹介していきます!日常的に取り入れて、コミュニケーション能力を高めていってくださいね。
「コミュ力」に自信がない人も、更に上げていきたいと思っている人も、ぜひ最後までご覧ください♪

アクティブリスニング

まずご紹介するのは「アクティブリスニング」です!

聞きなじみがないという方もいるかもしれませんが、内容は簡単で、
「相手の話に真剣に耳を傾け、理解しようとする姿勢」のことを指します。
コミュニケーションは自分が話すことだけでなく相手の話を聞くことも含まれますから、話すのに自信がないという方はまず「聞く力」から鍛えてみても良いかもしれません。

では、具体的な方法や効果について見ていきましょう♪

相手に集中する

アクティブリスニングを行うために最初にすべきなのは、周りの雑音や他の思考を頭から排除して相手の話に全神経を集中させることです。
「全神経……!?」と怖気づかず、相手の目を見る、相手の方に身体を向ける、話していることだけでなく表情や身振り手振りにも注目するなど、まずはひとつずつ慣れて集中力を高めていきましょう。

肯定的な意見を返す

相手が話していることを受け入れて、理解したことを伝えるために肯定的な意見を返すのも、アクティブリスニングでは重要です。
自分の感想や意見ばかり押し付けていると、相手も続きを話したくなくなってしまいますよね?
もし相手の言っていることが自分の考えと違っていても口撃せず、相手に敬意を払うようにしましょう。

質問してみる

質問されると
「この人はちゃんと自分の話を理解しようとしてくれているんだな」
と思えますよね。

それによって相手はさらに話しやすくなります。質問を通じて自分にない視点やアイデアを引き出せることもあるため、少しでも気になる点があったら積極的に質問をしてみましょう。

質問については後の項でも詳しく解説しています♪

視覚と聴覚で観察力を養う

先ほども言ったように、相手の話だけではなく表情やジェスチャー、声の調子、言葉の選び方などにも注目しましょう。
表情や声の調子には感情や意図が反映されます。
そういった部分にも注目して、より深く相手のことを理解できるようにしていきましょう。

バイアスや先入観に気を付ける

自分にも経験や信念があるため、どうしてもそういったフィルターを通して相手の話を聞いてしまいがちです。
ですが、主観的に聞いていても自分の視野や考えを広めることはできません。客観的な視点を持つことで、相手とのコミュニケーションをより深いものにすることができます!

クリアな表現

先ほどは聞き手に回る際のポイントをみていきましたが、この項では「伝え方」についてお話しします。
自分の意見をより正確に伝えるためには、表現にも気を付けなければなりません。
相手が混乱するような表現をしていないか、その言葉選びはわかりやすいかなどを考え、クリアな表現を心がけましょう。

ここからは、そのプロセスについて解説していきます♪

目的とメッセージを明確にする

クリアな表現にするための第一歩は、伝えたいメッセージとその目的を明確にすることです。
何を伝えたいのかや、相手に期待している反応をあらかじめ把握しておきましょう。そういった具体的なポイントを整理し、メッセージを組み立てていくと話しやすくなります。

簡潔で具体的な言葉選び

冗長な表現や曖昧な言葉は、相手に良い印象を与えません。
相手が簡単に理解できるよう、シンプルで明確な言葉を選びましょう。具体例などを交えて話すことができれば◎です!

話すスピード

話すスピードやペースを適切なものに保つのも、クリアな表現に含まれます。

好きなことはどうしても、たくさん知ってほしくて早口になってしまいますよね💦
私もついつい白熱して、特にそのジャンルをよく知っているわけでもない友だちに専門用語を使いまくってしまったり……😥よくあります(笑)
ですが、早口で話されると単純に何を言っているのか聞き取れなかったり、聞き取れたとしても理解が追い付かなかったりします。
コミュニケーションは、相手が内容をできなければ意味がありません。誰かと話す際は早口になりすぎないよう注意しましょう。

一方で、逆にゆっくり話しすぎても相手が興味をなくしてしまうことがあります。
相手が聞きやすいペースで話すようにしましょう!

聞き手に合わせた言葉選び

相手がどれだけ話していることの知識を持っているか、専門用語を使ってもいいか、それとも一般的な表現で説明すべきかなどを考え相手が理解しやすい言葉選びを行いましょう!
知識が全然ないのに難しい専門用語ばかり使われても、内容が理解できません。

上司の話や、取引先との商談で
「相手の使っている用語がわからない……」
と思った経験はありませんか?

特に仕事だと、新人の頃に
「○○を××でやっといて」「これ△△だから□□して」
などまだ覚えきれていない単語を使って指示されて、頭がこんがらがってしまう……
なんてことも日常茶飯事だと思います。

反対に、ある程度の知識を持っているのに簡単すぎる説明でも「知っているし……」となって聞く気が起きませんよね😇

ウチは両親が何度も同じ話をすることが多いタイプので
(またその話かよ……)
と思いながら聞き流しています(笑)
少し違うかもしれませんが、すでにわかっていることを再三説明されるとだれてしまうことが理解していただける一例かと思います。

また、メッセージが明確に伝わるように聞き手の理解度がどれくらいなのかをきちんと分析してから話すのも良いでしょう。
「これ知ってる?」「どれくらいわかる?」などと訊いて、話しながら相手の理解度を探る方法もあります。

表情やジェスチャーにも気を配る

言葉だけでは伝わりにくいことも、ジェスチャーを使えば伝わるということもあります。
言葉だけで淡々と説明するだけでなく、表情やジェスチャーも意識して、関心を持ってもらえるようにしましょう!

説明に対するフィードバックをもらう

聞き手がきちんと伝えたいことを理解しているか、説明はわかりやすかったかどうかなど、フィードバックをもらって改善するようにしましょう!
説明不足だとわかれば補足することもできますし、今後に向けた改善点が見つかる場合もあるため、さらにクリアな表現を磨くことができます。

非言語コミュニケーションの活用

これまでの項でも軽くご説明してきましたが、身振り手振りやジェスチャーなどを活用していくこともコミュニケーション能力を高めるための鍵になります。
この項では、そういった「言葉以外のコミュニケーション」について詳しく解説していきたいと思います!

ボディランゲージ

非言語コミュニケーションで最も重要になってくるのが、ボディランゲージ(身振り手振り)です!
自分が話している時だけでなく話を聞いている時でも、自信や関心などの姿勢は積極的に出していきましょう。細かいところだと、身体の向きや足の向きなどでも相手に興味があるかどうかを示すことができるので、ぜひ試してみてください♪

また、同時に相手のボディランゲージにも反応できると、相手の意図や感情をくみ取ることができますので、余裕が出てきたら相手にも注目です💪

目線や視線

相手を目が合うと、
「あ、この人はちゃんと自分の話を聞いてくれているのだな」
と思えますよね!

逆に、目を逸らしていたら
「私の話面白くないのかな・興味ないのかな」
と思われてしまいます💦

このように視線の方向や動きで、意図や興味が伝わることもあります。きちんと相手を見て話す・相手の話を聞くということを心がけましょう!

手のジェスチャー

手は、身体を使ったジェスチャーよりもさらに細かい動きができますよね!プレゼンなどでも、手を使って動きのある説明をした方が好印象を受けます。
話していることの意味を補完したり、重要なポイントを強調したりすることもできますし、身体全体を使うよりも難易度が低いです✨
個人的には、最初に「手振り」から取り入れていくのも良いかと思いますよ☺

ただし、オーバーなジェスチャーは逆効果になってしまう場合もあるので、バランスには注意が必要です⚠

声のトーン

話すスピードについては先ほど詳しくお伝えしましたが、声のトーンにも気を配りましょう!
相手が元気よく話しているのに自分は小さい声でボソボソ話していたら、確実に良い印象は与えませんよね。逆も同じです!
控えめに喋っている人に大きな声でガツガツ喋ってもアンバランスになってします。
相手の喋り方やトーンも考慮して適切な声量で話すと、相手ともうまく打ち解けられるかもしれません。

また、強調したいポイントでは強い調子の声で話すなど、相手だけでなく話の流れでも声のトーンを使い分けていきましょう。

空間と身体の位置

この見出しだけだとわかりにくいかもしれませんが、要するに「相手との距離を適切に保とう」ということです。
それほど親しくもないのに至近距離で話されたらきまずいですし、大事な話をしているのに相手との距離があったら伝わることも伝わらないかもしれません。
お互いに心地よくコミュニケーションを取れる距離感を築くことも、コミュニケーション能力を上げるための重要な要素になります。

エンパシーの養成

「エンパシー」というのは共感力のことです。
共感力の高い人のことを「エンパス」と呼んだりしますが、それと同一の意味になります。
共感力を持つことで相手の繋がりが深くなり、より効果的なコミュニケーションを行うことができます。

では、その重要性や具体的な養成方法について解説していきますね💡

自分自身を理解する

エンパシーを育むためには、まずは自分自身を客観的に見つめ、自分が持っている考えや感情を理解するようにしましょう!
自分がどのような考えに基づいて物事を判断しているかわかれば、他者を理解するための土台を築くこともできます。
自己反省なども自身を客観視できるようになるための訓練として有効な手段ですので、心がけてみてください。

他者の視点を理解する

自分自身を理解できたら、相手の視点も理解していきましょう。
あなたと話し相手では、経験や立場などから考え方も異なります。
他者を理解するためには、対話を通じて質問などで相手の意見や経験を引き出すのが良いですよ!

共感を表現する

共感能力がついたら、それを表現して相手に伝えることも忘れてはいけません。
きちんと表現することで相手との仲を深めることができます♪
表現にはただ言葉で伝えるということのほかに、これまでにご紹介した身体の動きや表情などの非言語的な手法も活用していきましょう!頷く、などは今からでも意識して始められると思います♪

異文化の価値観も知ろう

交通網やインターネットの発達したこんにちでは、海外の人との異文化交流もごく普通に行われます。また同じ日本人でも、住んでいる地域や育った場所によって独自の価値観や考えがあることも……
そういった人々とのコミュニケーションのためにも、自分とは違う価値観も積極的に取り入れていきましょう!

フィードバックの効果的な提供

話し手にフィードバックを提供することも、コミュニケーション能力向上のための要素になります。フィードバックは相手への情報提供や指示だけでなく、成長や改善を促すためにも必要です。
しかし、自分が相手に適切な意見ができているかどうか判断するのはなかなか難しいですよね……💦
自分ではいいことを言っているつもりでも、相手からしたら的外れなことかもしれませんし、逆に、自分の意見が正しいかどうか迷って結局言わなかったけれどそれこそが相手の求めていたことだったりもするわけです。

では、そういったことなく適切なフィードバックを行えるようになるコツをお教えしていきます!

具体的に、例を用いて

抽象的な表現には個人の主観が付きまといます。
「普通は~」という表現も、あなたにとって普通でも相手にとっては普通ではないかもしれません。
同じように「ちゃちゃっと」「ちょっと」「もう少し」なども人によって尺度が異なります。

普段、デザインの仕事をしていると「もっと大雑把でいいよ」と言われることもあるのですが、私は割と細部までこだわってしまうタイプなので「大雑把」と言われても先輩の基準と違って時間をかけてしまう……ということがあります💦

ですから、曖昧な表現は使わず具体的な改善案や意見を述べることが円滑なコミュニケーションに繋がります。

特に、数字を使うとわかりやすいですよ!

行動や結果に焦点を当てる

フィードバックを提供する際には、どこが良かった・悪かったということだけでなく「もっとこうした方が良い」「次はここを目指そう」などの次の具体的な行動や目標を示しましょう!
「次」を示すことでこれから何をすればいいのかが相手にもわかりやすくなります。

建設的な提案を

具体的と似ているかもしれませんが、建設的な提案というのも大切です。

「すごい!」「上手!」といった具体性のない賞賛や、相手を頭ごなしに否定するような意見ばかり言うのではなく、改善や成長ができそうな点に注目して「どこがどうよくてさらに伸ばせそうなのか」「どういうところがダメだからどう直せばいいのか」というふうにフィードバックを送りましょう。

問いを通じた探求

問いかけは相手との対話をさらに活性化させ、相手の思考や感情を取り込むことができる機会です。
「情報」を伝えることだけでなく、相手の内面を理解することもコミュニケーション能力に含まれますから、この「問いを通じた探求」を使い、相手を理解していきましょう!

答えに枠のない「オープンエンデッド」な質問をする

Yes/Noで応えられるような質問はそれだけで話が完結してしまいます。相手との対話を深めるためには、相手が自由に発言できるような問いかけをしてみましょう!

探求心を持つ

相手の言葉や意見に興味を持ち、そこから質問の輪を広げていくのもコツのひとつです!
興味を持ったことや疑問に思ったことはどんどん問いかけていくことでコミュニケーションも捗りますし、知識も深まります。

適切なタイミングで問いかける

先ほど「どんどん問いかけていく」とお話ししたばかりなのですが、質問しすぎて相手の話を遮ったり圧迫してしまったりするのはNGです!
相手が話しているときは話し終わるのを待ってから質問する、たくさん質問したなと思ったら相手の話を聞く時間も作る・他の人の質問時間に使ってもらうなど、バランスとタイミングも考えるようにしましょう。

継続的な練習とフィードバック

ここまでは、コミュニケーション能力向上のための具体的な方法についてお伝えしてきました。
この項では、これまでお伝えしてきた方法をどのように練習するか、そして、フィードバックをもらうことの重要性をお話ししていきます!

練習の方法について

それでは、コミュニケーションを上げるための練習方法をご紹介していきます。

まずは、臨機応変な対応ができるように色々な状況をシミュレーションして練習していきましょう!
ペアでの対話やグループディスカッションなどコミュニケーション能力を要求される状況はたくさんありますし、それぞれで対応も異なります。実際のディベートやディスカッションに参加して、実践形式で練習を積んでいくのも良いですよ♪積極的に参加していきましょう!
終わったら、自身の発言や行動を振り返って反省や改善策を探すこともお忘れなく!

フィードバックの重要性

フィードバックを受け取ることで改善や成長に繋がるということはこれまでにも触れてきましたが、もちろんコミュニケーション能力もフィードバックによって改善することができます!
聞き手の意見に懐疑的にならず、真摯に受け止めていきましょう。

また、自分から聞き手に意見を求めることも有効です。聞き手が意見を言ってくれるのを一方的に待っているだけでは、相手も話していいのかわからず結果的にアドバイスを受けられなくなってしまう可能性もあります。他者の視点や経験を取り入れて、さらなるコミュニケーション能力向上を目指してください♪

まとめ

コミュニケーション能力というと、話す能力だけを指すように捉えていた方もいると思います。
しかし、コミュニケーション能力は自分が話すだけでなく相手の話を聞く能力、さらに相手の思考や心を理解しようとする能力も含まれています。

喋るのが苦手という方はこの「聞く能力」「理解する能力」から少しずつ養っていってください♪
コミュニケーションは、仕事だけではなくそもそも社会生活を営んでいくために避けては通れません。周りの人々とこれから・これまで以上に良き関係を築くために、この記事でご紹介したことを実践していっていただければ幸いです💕

コメント

タイトルとURLをコピーしました