こんにちは!
さっそくだけど、あなたはこう思ったことはないですか?
「いつも真面目に努力を積み重ね、仕事をこなしていく毎日……。果たしてこれでいいのか?」
「本当に自分の人生はこの先も同じように会社に行き、仕事をこなし、変わり映えしない毎日を送っていくことが良いことなのか?」
私はそう思ったことが何度もありましたね。
しかし、目標設定をすることでその悩みは解決しました。
では!
今から、お話しする内容は「目標設定はなぜ重要?目標設定シートの書き方のコツと具体例」について話していきたいと思います!

目標設定の重要性
終わりを思い描くことから始める
「終わりを思い描くことから始めましょう」ってことで、まず、「目標設定」をするということはとても重要なのですよ。
なぜかというと、前述で書いたみたいに目の前だけにとらわれている日常を送っていると、「本当にこれでいいのか?」と「不安」に思ってしまうからです。
まるで、何も持たずに森の中を永遠と彷徨うみたいなイメージです。「迷走」という言葉がしっくりくるのではないでしょうか?
目標設定と言うのはそういう「迷走」状態から抜け出すための地図のみたいなものなのです。
何がゴールなのか、どのような状態を望むか、ですからどう進めるのかを決めてください。
そして、その目標設定があることで人生において「意欲」「やる気」につながり、その目標を達成することで自分の人生がより豊かに感じることでしょう。
では、その「目標設定」というのはどうすればいいのでしょうか?
始まりを意識する
自分の人生の目標を設定するにはどうすればいいのか迷いますよね。
目標設定をする前に「始まりを意識する」のです!
まずは、生活の中心を考えてみてください。
「自分ができることは何か」「自分が大切にしているものは何か」をはっきり自分自身に意識させることで、人生の目的を見出すことができます。
生活の中心を考える「自分ができることは何か」
それは、「コミュニケーション」「芸術」「技術」などがあげられますね。
コミュニケーション

あなたのコミュニケーションの能力はどうですか?
自分がコミュニケーション能力に優れているぞ!と思っている場合。
仕事では、「上司」や「同期」、「後輩」、「取引先」とコミュニケーションをとらなければいけませんね。また、家族であれば、「夫(妻)」「子供」「両親」とコミュニケーションをとらないといけません。
コミュニケーションが優れていると感じているのであれば、他人との関係を構築し、チームのリーダーシップや助け合いを促進することができますよね。
芸術

あなたの芸術的感覚などはどうですか?
自分が芸術や創造性に対して才能を持っている場合。
例えば…
- 「僕は絵を書くのが好きで、とても上手かけます」
- 「俺はダンスが好きで、とても上手に踊れるわ」
- 「僕は手先が器用だから、物を作るのが好きなのです」
- 「私は演技が好き、表現豊かに演じれるわ」
など。
それを生かして自己表現を行ったり、他人を感動させたりすることができます。
ちなみに、私の職場の上司はめちゃくちゃ絵が上手いです。笑
技術

あなたの技術はどうですか?
自分が技術的なスキルを持っている場合。
例えば、
- 「僕はITの資格を持っているよ!」
- 「俺は大型自動車免許を持ってるぞ!」
- 「私は英語がしゃべれるわ!」
など。
それを生かして仕事ではプロジェクトやイベントの成功に貢献したり、仕事に限らずプライベートでも何かの問題を解決したりすることができるでしょう!
ちなみに、自動車の免許は就活にもとても役立ちますよね。職業によっては他のもいろいろな必須資格も多いと思います。
では、次に「自分が大切にしているものは何か」について考えてみてください。
生活の中心を考える「自分が大切にしているものは何か」
それは、「家族」「会社」「お金」「趣味」など、あげられますよね。
家族

「家族」は多くの人にとって生活の中心ではないでしょうか?
「両親」「夫婦」「子供」「親戚」「祖父母」などなど…
家族との絆や愛情は、人々の幸福感や生活の充実度に大きな影響を与えることでしょう。
家族を大切にすることは、相互のサポートや助け合い、共有する喜びや困難を通じて絆を深めるということです。家族との時間やコミュニケーションを大切にすることは、人間関係を豊かにし、幸福な家庭を築くための基盤となることでしょう。
会社

「会社」や「職場」は多くの人にとって重要な存在ではないでしょうか?
仕事やキャリアにおいて成果を上げることは、自己成長や経済的な安定を実現するために必要不可欠と言えるでしょう。
会社を大切にすることは、職務に対する責任や専門知識の向上、チームの一員としての貢献を意味します。また、良好な職場環境や協力関係を築くことも重要なので、仕事と個人のバランスを取ることも大切でしょう。
お金

「お金」は生活の中で重要な要素です。
人は経済的な安定や生活の質を向上させるために働き、お金を稼ぎますよね。
お金を大切にすることは、自分自身や家族の基本的な要求を満たし、将来の安定や自己実現を追求するために必要なことです。
そして、お金には適切に管理することや、将来のために貯蓄や投資をやることも含まれます。
趣味

「趣味」は、生活の中でリフレッシュや個人的な充実感をもたらす重要な要素です。
趣味を大切にすることで、自己表現や創造性を追求し、ストレスの軽減や心の健康を促進することができます。趣味は個人のアイデンティティや楽しみを作るため、自己肯定感や喜びをもたらしてくれます。
バランスの取れた生活を送るために、趣味の時間や活動に積極的に取り組むことが大切なのです。
このように生活の中心にある「自分ができることは何か」「自分が大切にしているものは何か」と考えることで自分だけの人生の目標を見つけることができるでしょう!
けど、これだけではいけません。
自分の「原則」について考える
生活の中心のもっと中心に位置する「原則」を意識しなくては目標に向かう途中に迷ってしまいます。
原則には「公正さ」「誠実」「勇気」「貢献」「成長」「責任」「共感」「節度」「協調」「創造」……などの言葉が思い浮かびます。
そういう価値観で行動する自分を想像してみてください。
「自分がどうありたいか」言葉にしやすくなるのではないでしょうか?
では、実際に書き出してみましょう。

まず、あなたが大切にしたい価値観、中心に置きたい原則について思い浮かべてください。
例えば、今回は「誠実」「責任」「節度」「共感」「協調」「勇気」を入れてみました。

次に生活の中心を考えてみましょう。
例えば、今回は「夫婦」「仕事」「趣味」「子供」「お金」を入れてみます。

これで「自分の基本原則」の完成です!
この自分の基本原則をもとにすることで今後の目標を設定するのが、やりやすくなることでしょう。
そして、自分の基本原則をもとに今度は行動指針を考えることができます。
ちなみに、「有言実行と思いやりをもった行動をすること」と考えたとします。
ここから導き出される行動というと例えば、「家族を大切にしたいので休みの日には家族サービスをする」だとか、「仕事では時間は守るようにする」だとか、「自分が発言したことは責任を持って達成する」だとか、「自分の基本原則」とそれをもとに作成した「行動指針」は、そういった実際の行動の基盤になります。

目標設定シートの書き方
では、「自分の基本原則」をもとに今度は別で「目標設定シート」を作ってみましょう。
目標シートの書き方のポイント
- What:何を目標にすべきか
- When:いつの達成を目指すべきか
- Why:なぜその目標にすべきか
目標設定シート①「役割」&「目標」
最初にご紹介する目標設定シートは、自分の「役割」と「目標」を書き出したものです。
自分の役割をまず定義して書き出し、その次に目標を設定して書き出していきます。
この目標設定シートでは自分がどの役割にいて、どういう目標を達成しなければいけないのかが分かります。「自分自身の成長のために」であれば、何をしたいのか、または、何をしなければいけないのかを明確にすることができます。
明確にすることで行動に移すことができるのです。

目標設定シート②マンダラシート
次にご紹介するのはマンダラチャートです。
マンダラチャートは、株式会社クローバ経営研究所・社長の松村寧雄氏が考案したフレームワークですね。
ジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が、高校時代に使用していたことで有名ですよね。
まず、9×9のマスを作り、中心に「自分の成し遂げたいこと」を書きましょう。
そして、中心から1マス離れた8マスに「成し遂げたいこと」の達成に必要な要素を埋めていきます。

最後に8つの要素を得るために必要な8つの行動目標を書きます。

これで、マンダラシートの目標設定が完了です。
目標設定シート③woopの法則を活用した目標シート
woopの法則とは、アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士によって提唱された目標達成術ですね。
「woop」とは、「願望(wish)」「結果(outcome)」「障害(obstacle)」「計画(pllan)」の頭文字をとったものです。このステップで行動すると目標達成率を高めることができると言われています。
この「woop」に沿って、自身の考えをまとめながら目標を立てていきます。また、同時に達成までの道筋をイメージすることで、何が障害になる可能性があり、どうやってその障害を克服していくべきかを具体的に落とし込むことができるようになります。
- 「願望(wish)」
自分が成し遂げたい目標を立てます。目標の難易度はモチベーションが維持できるくらいのレベルを意識し、「自分の能力よりもちょっと高いレベル」に設定しましょう。
- 「結果(outcome)」
目標が達成できた時のことを想像し、どんな結果が得られるかを考えます。
この時、設定した目標が抽象的だと、結果が上手く想像できないはずです。目標が単なるスローガンになっていないかを確認しましょう。
- 「障害(obstacle)」
設定した目標と想定される結果のギャップを見つけます。
ちょっと高いレベルで目標を設定すると、何かしらの困難や障害があるはずなので、それらを克服するためには何が必要かを考えます。
なお、もしここで想定される困難や障害がどうにもならない内容であれば、レベルが高すぎる目標を設定している可能性もあるので、再考してみましょう。
- 「計画(plan)」
困難や障害を乗り越えるための具体的な行動計画を策定します。
PDCAサイクルを回しながら、行動する中で新たに生じる小さな課題を潰していくことを継続させましょう。
以上が「目標設定シートの書き方」でした。

最後に
目標設定シートを書く前に、まず「原則」について書かせていただきました。
自分の生活の中心が何か、できることは何か、この機会に考えてみると自ずと目標設定シートに書く内容が具体的に見えてくるかもしれません。また、自分の人生の目的が見えてくることでモチベーションにつながるかもしれません。
そして、様々な目標設定シートの形式をご紹介させていただきました。
「個人」という枠だけで目標設定をしたり、「仕事」という枠だけで目標設定したり、使い方は様々ですよね。
自分の目的や状況、使いやすさなどにあったシートをぜひ使用してくださいね!
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