リーダーに求められる役割と素質は?

From.羽田野哲平
名古屋の改装中の新事務所より、、、
今日は内定者向けの研修の最終日です。今回はリーダーを各チーム決めて、それぞれのプロジェクトを達成するために動いてもらっています。
僕はニュースパイラルのプロジェクトをまとめる立場なので、やはりリーダーとして結果も、〆切も厳守することが求められます。
その中で僕たちの会社でのリーダーの役割と素質についてお話しようと思います。
Contents
リーダーの役割と素質とは
リーダーの役割ってなんでしょうか?
色んな記事を見ていると、
- 生産性を上げる
- チームのモチベーション、士気を上げる
- コミュニケーションを取る
など色んなことが書かれていました。ですが、正直どれもピンときませんでした(笑)
基本的には小難しいことばかり書かれていて、どれもよくわからないんですよね。それで今回のブログを書くことにしました。
僕らが決めているリーダーの役割とは、絶対にチームひとりひとりの〆切を守らせることです。
コミュニケーションや、モチベーションアップなどは結局のところ、〆切を守らせる手段であって目的ではないんですよね。会社の方向性にもよると思いますが、仲が死ぬほど悪くても全員が〆切を守れるのであれば、チームとして存続できます。
逆に、どれだけ仲が良くても、〆切にルーズなチームは組織として終わっています。ただの仲良し集団です。
どんな方法を取っても、〆切を守らせること。これがリーダーに求められる一番の役割です。これができるなら他に何も仕事をする必要はありません。
リーダーの役割を果たすために必要な3つの素質
では、リーダーに求められる役割を果たすためにどんな素質が必要になるのでしょうか?
僕らは3つあると考えています。
目標とプロセスを明確にできる
まずは、目標を決めなければいけません。この時に決めるのは明確な数字です。第三者の目から見ても目標を達成できたか、できていないかが明確にわかることがポイントです。
そして、そのために必要な要素も明確にすることです。
これができないと、「今」「どれくらい」「進んでいるのか、遅れているのか」がわかりません。〆切当日に慌てないためにも、ここはしっかりと理解しましょう。
この項目に関しては詳しく別のブログも書きましたので、こちらも合わせて見ていただければと思います。
※このブログの一番下にもリンクを載せておきます。
チームが最もパフォーマンスを発揮できる形にできる
リーダーに必要なのは、チームの〆切を守らせることです。そのために必要な素質が、生産性を上げることです。つまりチームが最もパフォーマンスを発揮できる形にしなければいけません。
僕らは、この最もパフォーマンスを発揮できる形には2つの種類があると思っています。
チーム一丸タイプ
文字通り、リーダーと共にチーム一丸となって目標を達成するタイプです。仲のいいチームはこの傾向がありますね。イメージとしては、みんなで考えて、みんなで実行することです。
このチームのメリットとしては
- 相乗効果で刺激的なアイデアが生まれやすい
- 掛け算的に独創的なものができる
というところが挙げられます。
ですが、もちろんデメリットもあります。
- 円滑なコミュニケーションが取れないと破たんする
- 全員に共通の意識がないと組織のパフォーマンスが極端に落ちる
- 掛け算なので、マイナス因子がいるとマイナスの方向にいきやすい
というのがデメリットとして挙げられます。
結構、これを上手く回すのは大変です。この形でできるのはかなりリーダーの素質があると思います。ですが、メリットもやはり大きいのでパフォーマンスを上げるひとつの形ですね。
個人集団タイプ
もうひとつが、個人集団タイプです。これを作るのは結構簡単です。特に専門知識を持っている人たちが集まったときはこのタイプの方が回しやすいです。
要は、できることを個々にやらせるということです。リーダーはやるべきことの指示をして、あとは個々にやってもらうということです。イメージとしては、リーダーが考えて、他の人が実行する感じです。ここで求められる素質はいかにチームの脳みそに徹底できるかどうかです。
メリットとしては
- 得意なことだけ集中させるので、全員が楽
- コミュニケーションはあまり必要ない
- マイナス因子がいても、影響が少ない
というところですね。デメリットとしましては、
- 個々ができることしかやらないので100%より素晴らしいことはできない
- チームの脳みそであるリーダーの力量でパフォーマンスが決まる
というところですね。
どちらもメリットとデメリットはあります。ですので、どちらを選ぶかは、あなた自身やチームの顔ぶれを見て決めてみてください。
使える資源を増やす
効率を上げるのにもやはりどこかで限界があります。一朝一夕で上がるものではないですからね。
そこで必要なのは、使える資源を増やすという視点です。増やすべき視点は2つです。
時間資源
〆切は伸ばせないですが、時間を増やすことはできます。
どういうことかというと、稼働していない時間を減らすということです。
手を動かすのは勤務時間だけだとしても、効率的な仕事をするための施策は家に帰りながらでも考えることができますよね? 手を動かさない時間は脳みそを動かす。いかに時間をフル活用できるかという素質が求められます。
このようにすると時間を最大活用することができるので、結果的に時間資源を増やすことができます。
人材資源
人材が増えれば、生産量も増えますよね? (当然コストも増えるので、そこだけ注意ですが、、、)
例えば、考えるのに詰まったら上司に相談する。簡単にできることは外注する。など、脳みそや手を借りてくる手段は沢山あります。
手を借りることだけが、人材を増やすということではありません。代わりに考えてもらうということは相談すれば意外とやってくれます。上手いこと使いましょう(笑)
こんなことムリだよな、、、と思わずにとりあえずお願いできる素質が求められるんですよね。
ぜひ、脳みそや手という人材を増やすという視点を持ってください。
リーダーに向いている人の素質
リーダーに向いている人の素質は2つあります。
貪欲であること
リーダーが結果や成長に対して貪欲でなければチームは絶対に成長しません。貪欲に上を目指し続けるからこそ、他の人もリーダーとして認めて、チームが上に向かい続けるのです。
手段を選ばない
リーダーとして役割を果たすために、手段を選ぶ必要なんてありません。どんな手段を使ってでも役割を果たしてください。
スマートに決めるのがカッコいいとか、そんなものはくだらないです。泥臭くても、嫌われようが、役割を果たす覚悟がリーダーには絶対に必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リーダーの役割は決めた〆切を全員に守らせること、そのために必要なのが3つの素質です。
そのためにはどんな形でも、どんな手段でも取って役割を果たすという覚悟を持つことがリーダーには必要です。
初めのうちは絶対に上手くいきません。色んな壁があります。ですが、リーダーとしての役割を果たしたいと本気で思えるなら、その壁は絶対に破ることができます。
ぜひ、このような視点で、リーダーの役割を果たせるように邁進してください!
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