早起きするコツと5つのメリット

皆さんは早起きは得意ですか?
私は正直に話すと苦手です。
何回も目覚ましが鳴っても聞こえませんし、起きれたとしてもなかなか布団から起き上がれません…。
「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、本当に早起きをして良い事があるのか?
と疑いの目をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
私もはじめは、朝が苦手だし、起きるのが辛いから良い事なんてないと思っていました。
しかし、5つのメリットが存在したのです。
また、朝が苦手な私でも早起きができるコツがあるのです。
今回は、苦手な私でも出来た早起きをするコツと、得られる5つのメリットについてお話しします。
メリットとコツを理解する事ができれば、あなたも早起きができるようになりますよ!
Contents
起きられない原因
人それぞれ起きられない原因はありますが、一番の要因は根本的に「睡眠時間の不足」です。
毎日忙しく、夜更かしが続いていると、起きた時だるかったり、どうしようもなく眠いです。
頭が働いていないため、朝の準備もなかなか進みません。
眠りたいのに眠れず、朝起きた時に猛烈な睡魔に襲われている人もいます。
日中に寝てしまって、生活サイクルが狂ってしまうと夜眠れないですよね。
これでは、十分な睡眠に繋がりません。
またもう一つの原因として、「低血圧」であることです。
これは女性に多く見られます。
血液の流れが弱く、体に血液が行き渡っていないのです。
この状態では、目が覚めるのに時間がかかり、なかなか体を起こすことができません。
早起きするコツ
早起きのコツを押さえて、早起きを克服しましょう!
私もこれで、以前よりも起きられるようになりました。
目覚ましを置く位置を変える
これが一番コツとしては簡単なのではないでしょうか。
すぐ手が届く場所に目覚ましを置くのではなく、少し離れたところに置いて、体を動かさないと止められない場所にしてみましょう。
無理矢理体を動かすのです。
そうすることで目を覚ます事ができますし、二度寝を防げます。
また、目覚ましを掛ける際のもう一つポイントとしては、スヌーズ機能は使わない事です。
スヌーズがあると、「まだ起きなくても大丈夫」と思ってしまいます。
これでは、スッキリと目覚める事ができません。
太陽の光を浴びる
起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びてみてください。
そうすることで、体内時計がリセットされます。
活動スイッチに切り替わるのです。
朝日を浴びて、体内時計がリセットすることによって、眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌が止まります。
メラトニンとは、多くの生物に存在するホルモンです。
それぞれの生物の機能における体内時計による同調をしています。
メラトニンがあるから「おなかすいた」「ねむい」などの感覚が生まれるのです。
ですので、メラトニンのおかげで「朝」を認識し、脳を覚醒させることができるのです。
また日を浴びると、「セロトニン」という神経伝達物質が分泌され、心の安定を保つ事ができます。
セロトニンは血管の緊張を調節する物質であり、興奮している時に分泌されるドーパミンやノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きを持っています。
メラトニンとセロトニンのバランスが取れる事によって、健康に生活する事ができます。
カーテンを全部閉めておくのではなく、少しだけ隙間を開けておき、朝が来た時に自然と光が差し込むようにしておくと、良いです。
太陽の光を浴びる事によって、気持ちの良い朝を迎えられます。
十分な睡眠時間
日本の平均睡眠時間は6時間27分です。
これは世界で比べるとワースト1位の結果です。
寝不足の人が多い理由に繋がっていますよね。
推奨されている睡眠時間は、年代によって違いますが、平均6~7時間が良いとされています。
是非、十分な睡眠時間を取ってみてください。
それだけで変わるはずです。
体に負担がかかる睡眠時間では、起きられません。
寝不足はストレスを増加させ、集中力が低下し、疲労が取れにくくなります。
心にも身体にも影響を与えるのです。
遅く寝て、早く起きなければいけない時、起きるのが辛いですよね。
それは睡眠時間が足りていないからです。
どうしても難しい場合は、自分にあった睡眠時間を見つけてみるのも良いです。
同じ時間に起きる
休みだからと言って、ゆっくり寝てしまうと、習慣付けられません。
毎日同じ時間に起きる事が大切です。
決まった時間に起きるようにしておけば、起きやすくなります。
生活リズムが安定していることが重要なのです。
「〇時に起きる!」ということを決めておくだけで、変わってくるのです。
まずは時間設定をしてみましょう。
得られる5つのメリット
早起きをするとたくさんのメリットがあります。
その中から5つご紹介します。
生活リズムの安定
早起きの習慣化により、生活リズムが整います。
早寝早起きという幼い頃から教えられたことも、大人になるにつれて難しくなります。
不規則な生活リズムになってしまうのです。
生活リズムを直すためには、早起きが一番良いのです。
睡眠時間を確保できる
早起きの習慣をつけておくと、どうしても体調の悪い日や、疲れが残っている時にいつもより多くの睡眠時間を確保することが可能です。
早起きの習慣がないのに、これをやってしまうと、家を出るのがぎりぎりになったり、 遅刻してしまう可能性があります。
毎日早起きできているからこそ、時間の融通が利き、
調子が悪い時は、無理をしなくても良いので、身体にとても優しいのです。
また朝、余裕がある為万が一寝坊してしまっても、遅刻することも無くなります。
朝活ができる
朝活とは、仕事や学校に行く前に何らかの活動をすることです。
早起きをして余裕がある為、朝から活動する事ができるのです。
朝勉強するのが良いとされるように、朝は集中力が高く、記憶もしやすいです。
朝こそ活動に適しているのです!
早起きをし、ランニングをしたり、勉強をしたり、いつもよりも凝った朝食を作ってみたりすると、充実した一日を始められます。
気分がスッキリする
朝早く起きて太陽の光を浴びると気持ちいいですよね。
さらに深呼吸してみると気分がスッキリします。
気分がスッキリすれば、気力が湧きます。
前向きな気持ちで一日のスタートが切れるのです。
どんよりとした気分では、「今日1日頑張るぞ」という気持ちになれませんよね。
朝どれだけすっきりとした気分であるかが1日を決めるんです!
仕事の作業効率が上がる
早起きをしていつもよりも早く出社することによって、静かなオフィスで集中して効率的に作業をする事ができます。
人がいないので、自分の業務を中断する邪魔が入る心配はありません。
外部からの電話もありません。
これは仕事がはかどりますね!
また、朝は記憶がリセットされた状態です。
覚えたい事もすんなり入ります。
思考力も集中力も一番高いのです。
朝は、ドーパミンやアドレナリンの分泌により「創造力」が向上しています。
そのため、朝は作業効率が夜の4倍になるとされています。
創造力が高まっている朝だからこそ、クリエイティブな作業をお勧めします。
企画書など、創造力があってこそ良いものに仕上がるものをやりましょう。
とんでもない企画を思いついちゃうかもしれません…!
このように仕事も勉強も朝が一番最適なのです!
早起きはいいことだけではない!?デメリットは?
もちろんいくら早起きが良いからと言って、メリットだけがあるわけではありません。
残念ながらデメリットもいくつか存在するのです。
メリットとデメリットと上手く向き合うことによって、効果を実感する事ができるのです。
電話で連絡できない
朝早くに業務を開始できることや、電話が鳴らないので集中してこなせることは良いのですが、自分が電話したいと思った時に電話がかけられません。
これはどうしようもない事ですよね。
朝のうちにしかできない、集中力がいる業務を先に片づけておくと吉です。
人付き合いが減る
早起きするためには、もちろん早く寝なければ起きられません。
ショートスリーパーの人は別かもしれませんが、大抵の人は睡眠時間が必要です。
ですので、仕事終わりの飲み会などを断ざる負えません。
必然的に人付き合いが減ってしまいます。
しかし無理矢理飲み会に行き、夜更かしをして、疲れが十分に取り切れていないまま早起きをしても、体に負担がかかってしまいます。
健康とは言えませんよね。
始めたばかりは眠くなる
早起きを始めたばかりの時は、当たり前ですが日中眠くなります。
慣れてくれば、眠くなくなりますが、最初のうちはしょうがないです。
身体が慣れてしまえば楽なので、その時を待ちましょう。
ですが、続けていなければ一向に睡魔は無くなりませんので、毎日コツコツと続けていきましょう!
目覚めを良くする方法
なかなかすっきりと目を覚ます事ができないという方もいますよね。
私も実は苦手なんです。
しかし、この方法を取り入れるようになり、以前よりも目覚めが良くなりました!
その効果的な方法を教えます。
就寝前のカフェイン・アルコールを避ける
コーヒーを飲むと眠気覚ましになるということは皆さんご存じなのではないでしょうか。
コーヒーやお茶にはカフェインが含まれており、カフェインは脳を目覚めさせる効果があるのです。
よく徹夜する際にコーヒーを飲んでいるイメージはありませんか?
これは睡魔に勝つために飲んでいるのです。
また、寝る直前の飲酒も控えてくださいね。
利尿作用が働き熟睡を妨げたり、アルコールが分解される時に出る物質が眠りを浅くさせます。
アルコールを飲む場合は就寝の3時間前までに飲んでくださいね。
朝日を浴びる
これは早起きをするコツにも出てきましたが、それほど効果的ですし、一番意識しやすいのではないでしょうか。
朝日を浴びると体内時計がリセットされます。
体内時計が整うと、自然と寝る時間に眠くなります。
昼夜逆転が染みついている人は、急に生活リズムを直すのは難しいです。
急に変えるのではなく、「朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる」という習慣を徐々につけていってください。
規則正しい生活をする
子供の時のような、規則正しい生活を送る事が、質の高い睡眠と目覚めを良くする近道です。
仕事で帰ってくるのが遅く、なかなか大人になってから早寝は難しいですが、夜更かしや、不規則な生活スタイル、まとめて寝るなどをしていると、自律神経は乱れ、ホルモンバランスも崩れます。
スッキリと起きられないからといって、二度寝を繰り返すことも良くありません!!
日付を越えるまでには就寝しましょう。
まとめ
今回は、苦手な私でも出来た早起きをするコツと、得られる5つのメリットについてお話ししました。
いかに早寝早起きが良いのかわかっていただけたのではないでしょうか。
大人になるにつれて、規則正しい生活を送れなくなる人は多いです。
しかし、生活サイクルを見直すことによって、仕事での自分のパフォーマンスが向上したり、余裕のある暮らしを手に入れる事ができます!
早起きすると良い事ばかりなのです!
はじめは早起きすることも早く寝る事も難しいですが、コツを掴み習慣付ける事ができれば、楽に生活する事ができます。
自分の時間が増えるのです。
コツを掴み、メリットとデメリットに上手に向き合う事ができれば、気付いたら早起きが得意になっていますよ!
コツコツと積み上げていく事が大切です!
弊社の動画に「睡眠術」についてお話しているものがありますので、そちらも併せてご覧くださいね!
早寝早起きで健康に生活していきましょう!!
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